〜 180(ワンエイティ) 〜
- ※補足
- 説明に山・谷という表現を用いています。谷とは今から滑っていく方向(斜面を下っていく方向)、山とは滑る方向とは逆方向(斜面を上っていく方向)とご理解ください。
- 説明に前足・後足という表現を用いています。前足とはレギュラー・フェイキー関係なくトリックを行う直前に谷側にある足のことを指します。
後足とは山側にある足のことを指します。 - 全てレギュラー(左足が前で滑る)であることを前提に記載しておりますので、グーフィー(右足が前)の方は左右を逆と考えてお読みください。
- ノーリー・オーリーという表現を今回は混乱を避ける為にその時の前足で跳ぶものをノーリー、後足で跳ぶものをオーリーと表現しています。
私自身はグランドトリックが流行する以前からやっていたこともあり、周りにグランドトリックをする仲間がいなかったので独自で練習していました。
流行以前から現011artisticさんがグランドトリックを披露していましたのでそれを参考に練習していました。左に私が教材にしていたDVDを紹介しておきますので当サイトと合わせて参考にして頂ければ上達への近道になるのではないかなと思います。
フロントサイドオープン180(F180)
オーリーで跳んだ直後に板を180回転させてフェイキー着地します。
板の回転方向はお腹側をテール(後)が通過する方向です。
- 〜 ポイント 〜
- 踏み切りにはヒール(カカト側)踏み切りとトゥ(つま先側)踏み切りがあります。自分にあった踏み切り方で行えばよいと思います。動画はトゥ踏み切りです。
- オーリーを掛けて跳び上がる時に後の手を少し前方に振り上げたり、後肩を若干斜め前に引き上げるなどの動作を加えることでスムーズに回転力が得られます。
- どうしても上手くいかない場合にはトゥサイドターンからヒールサイドに切り替えるさいにトリックを行うことで回転力が得られます。
ノーリーオープン180(ノーリーF180)
ノーリーで跳んだ直後に板を180回転させてフェイキー着地します。
板の回転方向はお腹側をテール(後)が通過する方向です。
- 〜 ポイント 〜
- 踏み切りはフラット(エッジがかからないように)踏み切るか、ややヒールエッジを雪面に引っ掛けるような感じで行います。
- ノーリーを掛けて跳び上がる時に後の手を少し前方に振り上げたり、後肩を若干斜め前に引き上げるなどの動作を加えることでスムーズに回転力が得られます。
- よくある失敗に体重が完全に前に乗り切れておらず上手くいかない場合があります。谷に体を放り出すくらいのつもりで行うと上手くいく場合が多いです。
オーリーバックサイド180(オーリーB1・ビーワン)
オーリーで跳んだ直後に板を180回転させてフェイキー着地します。
板の回転方向は背中側をテール(後)が通過する方向です。
- 〜 ポイント 〜
- 踏み切り時には下に視線を落とします。前を見ているままでは回転がスムーズに行えません。
- 着地は下を見たままか後ろ(進行方向とは逆)を見た状態で着地します。着地した後で進行方向に視線を送ります。これを行うことで回転を押さえ込み、着地がビタッと決まるわけです。
ノーリーバックサイド180(ノーリーB1・ノーリービーワン)
ノーリーで跳んだ直後に板を180回転させてフェイキー着地します。
板の回転方向は背中側をテール(後)が通過する方向です。
- 〜 ポイント 〜
- よくある失敗にノーズが雪面に突き刺さったような格好で板が浮かずに回転する人がいます。
そのような場合にはトゥに体重がかかりすぎている・回ろうという意識が強く飛ぶ前に回転が始まってしまっている等が考えられます。
ヒールぎみに踏み切りを行う・跳んでから回転する等の意識でトリックを行うと良いでしょう。 - 着地は下を見たままか後ろ(進行方向とは逆)を見た状態で着地します。着地した後で進行方向に視線を送ります。これを行うことで回転を押さえ込み、着地がビタッと決まるわけです。
TOP ボード編 ビンディング編 ブーツ編 セッティング 基礎編 ワンエイティ編
プレス編 スピン編 応用・その他 スノーボード用品 掲示板 お問い合わせ